40代男性の髪うねり、朝セットで抑える私の手順
朝、洗面所の鏡の前で「あれ、こんな癖だったっけ」と固まったことはないでしょうか。私はあります。42歳くらいの頃から、寝て起きると前髪の生え際がぴょんと跳ねて、直そうとすればするほど変な方向に流れていく。20代の頃はドライヤーで軽く乾かせば済んでいたのに、同じことをやっても全然おさまらない。
出かける準備の時間は限られているのに、鏡の前で櫛を何度も入れ直して、結局諦めて帽子をかぶって家を出た朝もありました。営業の仕事をしていると、最初の数秒の印象が本当に馬鹿にならないので、これはさすがにまずいなと思って自分なりに調べて試した時期があります。今日書くのは、その中で「これは効いた」と感じた朝の手順です。
なぜ40代になってから急にうねり出すのか
これ、私も最初は「歳のせいで髪質そのものが変わった」と思っていたんですが、正確には少し違うようです。加齢によって頭皮の皮脂バランスやホルモンの状態が変化して、髪を守る油分や水分のバランスが崩れやすくなる、という説明をいくつかの記事で見かけました。断定はできませんが、実際に自分の頭皮を触ってみると、20代の頃よりベタつきやすい部分と乾燥している部分がまだらにある感覚があります。
このバランスの乱れが、うねりや広がりとして表面化するらしいんですね。若い頃はまっすぐだった髪が、40代になって突然クセ毛のように暴れ出す人が多いのも、単純に「髪が老けた」というより頭皮側の環境変化が影響しているという見方のほうが、私にはしっくりきました。
特に後頭部の内側や襟足あたりが盛り上がるように広がる、という悩みは同世代からもよく聞きます。前から見ると分からないのに、後ろから見るとそこだけ膨らんでいる。これは自分では気づきにくいので、たまにスマホで後頭部を撮ってもらうと現実を知って愕然とします。
まず無料でできること、濡らし方と乾かし方
道具を買う前に、まずタダでできることから試してほしいんです。私が一番変わったと感じたのは、寝癖を「乾いたまま直そうとするのをやめた」ことでした。
朝起きてうねっている髪を、ドライヤーの熱だけで無理やり流そうとすると、余計に変な形で固まります。一度しっかり濡らしてしまうのが近道でした。シャワーで頭だけ流すか、それが無理なら霧吹きでうねっている部分を根元までしっかり湿らせます。生乾きの状態が一番厄介なので、中途半端に湿らせるより思い切って濡らしたほうが結局早いです。
そのあとタオルで水気をしっかり取って、8〜9割くらい乾いた状態を作ります。ここからが本番で、うねりが気になる部分を手で軽く引っ張りながら、根元に温風を当てます。だいたい10秒くらい。そのあと同じ場所に冷風を10秒くらい当てて熱を冷ますと、形が固定されやすい感覚があります。温風だけで終わらせると、家を出て数分でまた戻ってしまうことが多かったので、この温冷のセットは私の中では欠かせない工程になりました。
時間がない朝は、前髪だけでもこのやり方をやると印象が全然違います。全体をきっちり仕上げる余裕がなくても、視線が集まる前髪だけ整っていれば「だらしない」という印象はかなり避けられると感じています。
オイルとワックス、順番と量を間違えていた
ここからは道具を使う話になりますが、高いものを揃える前に、まず今持っているものの「使う順番」と「量」を見直すだけでも変わります。私は長らくワックスだけをつけていたんですが、これだと乾燥した髪の上に無理やり形をつけるような状態になっていて、時間が経つとパサついてうねりが浮いてきていました。
オイルは土台作りで、髪の水分と油分のバランスを整えて広がりを抑える役割。ワックスはその上から形と束感を作る仕上げ、という役割分担があるようです。乾燥しやすい髪質やクセが強い人はオイルを先に、ワックスは後から少量。逆に髪が柔らかくてベタつきやすい人はワックス中心でオイルはごく少量、という使い分けが目安になるらしいです。
量については、私自身が長年やっていた「つけすぎ」が一番の失敗でした。オイルは1〜2滴で十分ですし、ワックスも指先の第一関節分くらいが基準と言われています。多くつけたほうが崩れないと思い込んでいたんですが、実際はベタついて余計に「おじさんぽい」重さが出るだけでした。この工程まで含めて5分くらいで終わらせられれば、朝の負担としては十分だと思います。
道具選びで言うと、髪型そのものの整え方については以前 40代男性の髪型、清潔感を出すために私が変えた3つの点 にまとめているので、うねり対策と合わせて読んでもらえると全体像がつかみやすいと思います。
それでも直らない、根本的な部分の話
正直に言うと、朝の手順だけでは限界がある日もあります。湿度が高い日や、寝る前のケアを怠った日は、どうやってもうまくいかないことがありました。女性向けの記事だとサロンでのストレート系施術の話が出てきますが、私自身は男性の縮毛矯正までは踏み込んでいないので、そこは詳しく語れません。ただ、うねりがひどい部分だけ部分的に相談してみるという選択肢があることは、知っておいて損はないと思います。
もう一つ、これは意外と盲点なんですが、白髪染めをしている人は髪のダメージがうねりを悪化させている場合があります。染めた髪はキューティクルが傷んでいて、水分保持力が落ちやすいので、うねりやすくなると言われています。染めるかどうかで悩んでいる人は 40代男性の白髪、染めるべきか私が決めた基準 も参考になるかもしれません。
見た目全体でどう見られているか、一度確認してみる
うねり髪を直したくなるきっかけは、人それぞれだと思います。仕事の商談前だったり、久しぶりの飲み会だったり。私の場合、婚活を意識し始めた友人から「アプリの写真で老けて見られる」という悩みを聞いて、髪の状態が写真にどれだけ出るかを初めて意識しました。プロフィール写真だと、うねって広がった髪はどうしても実年齢より上に見られがちです。そのあたりは マッチングアプリの写真で老けて見える男の直し方、私の場合 にも書いたので、髪以外の要素も含めて見直したい人は覗いてみてください。
朝の数分でできることは限られていますが、それでも「知っているかどうか」で差が出る部分だと私は思っています。今日からいきなり全部を変える必要はなくて、まず濡らし方と乾かし方、この一つだけ試してもらえたら十分です。私自身、この手順に落ち着くまでに半年くらい試行錯誤しましたが、今では鏡の前で固まる朝はほとんどなくなりました。