本サイトはアフィリエイト広告(プロモーション)を利用しています

メガネの皮脂汚れ、40代の手入れで清潔感は変わるか

去年の秋くらいだったと思う。取引先との商談中、相手がふと私の顔のあたりで一瞬止まって、それからすぐ視線を外した。何かついてるかと思って帰りの車で鏡を見たら、レンズの下半分がうっすら白く曇っていた。皮脂汚れだった。

自分では毎日かけているから、汚れていく過程には気づきにくい。じわじわ曇っていくものだから、慣れてしまう。でも相手からすると、話しかけながら「あ、汚れてるな」と思われている可能性がある。これ、地味にきついなと思った。

メガネのレンズやフレームが皮脂で汚れる原因、正しいお手入れの手順、それと私が実際に見直して続いている習慣を、今日は書いておきたい。

メガネが汚れる原因は皮脂だけじゃない

レンズが曇る一番の原因は、顔や手の皮脂だ。かけ外しのたびに指がレンズやフレームに触れるし、鼻や頬から蒸発する皮脂もレンズの内側に付着していく。40代になると皮脂の分泌そのものが若い頃と変わってくる、という話も聞くが、それより大きいのは「拭き方の雑さが積み重なっている」ことのほうだと私は思っている。

皮脂だけじゃなく、化粧下地やヘアワックス、汗、花粉やホコリも混ざってくる。特にワックスをつけた手でメガネを触ると、油分が一気にレンズに移る。私は整髪料をつけたあとにメガネを触らない、というだけでも曇りにくさがかなり変わった。

やってはいけないお手入れ、実は結構やってる

メガネを乾いた布やティッシュで拭く。これ、一番やりがちなんだけど実はNGだ。ホコリや小さな砂粒をレンズの上で擦ることになるので、目に見えない細かい傷がついていく。傷がつくと余計に汚れが溜まりやすくなるという、悪循環に入りやすい。

お湯で洗うのもよくない。熱でレンズのコーティングが劣化しやすくなると言われている。私も一度、洗面所でお湯を使ってしまって、その後なんとなくレンズの表面がザラつくようになった気がする。気のせいかもしれないが、それ以来ぬるま湯以下しか使わないようにしている。

あとハンドソープや台所用の食器用洗剤も避けたほうがいい。洗浄力が強すぎたり、レンズのコーティングを傷める成分が入っていることがあるらしい。中性洗剤を使う場合は、水で10倍くらいに薄めてから使うのが基本らしい。原液のままつけるのは避けたほうが無難だ。

正しい手順は「水洗い→クリーナー→拭き上げ」

私が今やっているのはこの3ステップだ。

水道水で軽く洗い流す。この段階ではまだ皮脂汚れは落ちきっていない。表面についたホコリや花粉を先に流しておくイメージで、いきなり布で拭かないのがポイントだ。

そのあとメガネ用のクリーナー液を吹きかける。泡タイプでもスプレータイプでも構わないけど、フレームの溝や蝶番の隙間にも軽く行き渡らせる。ここで皮脂の油分が浮いてくる。

最後にメガネ拭きで拭き上げる。このとき拭く方向をバラバラにすると、浮いた汚れをかえって広げてしまうことがあるらしい。私は「上から下」に一定方向で拭く、と決めてから拭きムラが減った気がする。持ち方も、レンズの端をつまむより、レンズ全体を軽く支えるように持ったほうが指の跡がつきにくい。

鼻パッドと耳にかかる部分、実は一番皮脂がたまる

レンズばかり気にしていたけど、鼻パッドとテンプル(耳にかける部分)の付け根って、直接肌に触れ続ける場所だから皮脂の蓄積量がレンズ以上なんじゃないかと思う。ここが黒ずんでくると、正面から見たときに「なんとなく古びた印象」を与えてしまう。

私は週に一度、綿棒にクリーナー液を少しつけて、鼻パッドの溝とテンプルの内側を軽くこする。これだけで、メガネ全体の清潔な見た目がかなり違う。ここは見落としている人が多い場所だと思う。

顔まわりの皮脂という点では、40代男性のスキンケア最低限、私が続けられたのは結局2つでも書いたけど、顔の皮脂そのものをコントロールできると、メガネへの油分の移りも少し穏やかになる。メガネだけ拭いても、顔側の皮脂が多いままだとまたすぐ曇る、という因果関係はある気がしている。

毎日30秒、それだけでいいから続くルーティンにする

正直、毎回きっちり3ステップをやるのは面倒だ。忙しい朝には無理な日もある。それでも「拭かないよりはマシ」を積み重ねるほうが結果的にきれいさを保てる、というのが私の実感だ。

朝、家を出る前にメガネ拭きでさっと一拭き。夜、帰宅して手を洗ったついでに、水道水でレンズをさっと流してからメガネ拭きで拭く。これだけで30秒もかからない。週に一度、休みの日にクリーナー液を使ってしっかり洗う。この頻度感に落ち着いてから、以前のような「気づいたら曇ってる」状態はほぼなくなった。

携帯用のメガネ拭きシートを鞄に一枚入れておくと、外出先で気になったときにすぐ拭ける。これは地味に安心材料になる。

メガネ拭き自体が汚れている、という盲点

メガネ拭きでずっと拭いているのに汚れが取れない、という人は、そのメガネ拭き自体に皮脂やホコリが蓄積している可能性が高い。拭くたびに汚れを塗り広げているようなものだ。

メガネ拭きは月に1〜2回、水かぬるま湯で軽くもみ洗いして、自然乾燥させるといい。乾燥機にかけると繊維が傷んでかえって拭き取り性能が落ちることがあるので、私は陰干しにしている。表面がテカってきたり、繊維が固くなってきたら買い替えのサインだと思っていい。

家庭用の超音波洗浄機、正直どうなのか

セルフケアだけでは限界を感じて、超音波洗浄機を検討したことがある。価格帯は幅広くて、安いものだと2,000円台くらいから、高いものでも1万円弱くらいで買えるものが多いようだ。選ぶときの目安は周波数で、高周波タイプのほうがメガネのような繊細な素材にはやさしいとされているらしい。

一応、私が調べた範囲の情報を目安として並べておく。

項目価格帯の目安特徴
エントリーモデル2,000円台くらい〜周波数の表記が控えめ、コンパクトサイズが多い
ミドルレンジ5,000円前後やや高めの周波数帯を謳うものが多く、タイマー機能付きのものも
ハイエンド1万円弱くらいまで高周波タイプを謳うものが多く、タイマーを細かく設定できるものも

数字は商品によって幅があるので、あくまで「このくらいの価格帯でこういう性能差がある」というイメージとして見てもらえたらと思う。私自身はミドルレンジのものを使っているけど、正直、毎日使うほどではなくて、月に1〜2回、鼻パッドやフレームの溝にたまった汚れをまとめて落とすときに使う程度だ。日常のケアは水洗いとクリーナーで十分回っている。

店舗の無料クリーニングも使わない手はない

メガネを買った店舗によっては、超音波洗浄機を無料で使わせてくれるところがある。買った店じゃなくても対応してくれる場合もあるので、近くの店に立ち寄ったときに聞いてみるといい。私は半年に一度くらい、通りがかりに寄って洗浄をお願いしている。専門的な洗浄と、家での日常ケアを両方使い分けるのが一番現実的だと思う。

フレーム素材によって皮脂への弱さが違う

プラスチックフレームは皮脂や紫外線の影響で変色しやすいと言われている。特に薄い色のフレームだと、皮脂が蓄積した部分が黄ばんで見えることがある。金属やチタンのフレームは変色こそしにくいけど、皮脂が固まって黒ずみになりやすいらしい。素材が違うだけで、汚れの出方も対処の仕方も少し変わってくる、というのは覚えておいて損はない。

拭いても曇りが取れないときに疑うこと

拭いてもレンズの曇りが取れない場合、コーティングそのものが劣化している可能性がある。特に購入から数年経っているレンズだと、表面の傷や曇りが汚れではなくコーティングの摩耗によるものだったりする。この場合はいくら丁寧に拭いても改善しないので、レンズの交換を検討する時期かもしれない。

中性洗剤を使っても油膜っぽさが残る場合は、洗剤の濃度が薄すぎるか、拭き上げのときに繊維の粗い布を使っている可能性がある。専用のメガネ拭きに戻すと解決することが多い。

清潔感というのは、こういう細部の積み重ねだと思う

メガネの汚れって、髪型や服装ほど目立つものじゃない。でも至近距離で話すときには、意外と相手の視界に入っている。婚活の場やマッチングアプリのプロフィール写真でも、メガネのレンズが曇っていると写真全体がぼんやりした印象になることがあるらしい。プロフィール写真を撮る前には、一度しっかりクリーナーで洗っておくといいと思う。写真の見え方についてはマッチングアプリの写真で老けて見える男の直し方、私の場合にも書いたけど、清潔感は細部の積み重ねで伝わるものだと改めて感じている。

まず揃える基本の3つをまとめページで確認する

私が変わったのは、メガネそのものより「メガネを含めた見え方」を意識するようになってからだ。他の身だしなみの見直しについては40代男性の清潔感は何から?私が変わった順番5つとセルフチェック10項目でも触れているので、あわせて読んでもらえたらと思う。

正直、毎日きっちりやる必要はない。朝晩の30秒と、週に一度のクリーナー、それだけで十分変わる。今日、家に帰ったら、まずレンズを水で流してから、いつものメガネ拭きで一拭きしてみてほしい。曇りが取れた瞬間、視界が変わるのと同じくらい、鏡に映る自分の印象も少し変わっているはずだ。