ブランドより清潔感。40代が背伸びをやめたら印象が良くなった話

結論から書きます。40代の身だしなみは、ブランドで加点を狙うより、清潔感で減点を消す方が先です。そして減点を消すだけなら、お金はほとんどかかりません。
私自身、若い頃に少し無理をして買った時計や、年齢に抗った服装で「頑張ってる感」だけが残った時期があります。今振り返ると、あれは相手のためではなく自分の不安のための買い物でした。この記事は、その反省の総まとめです。
服:無地・モノトーン・セットアップという答え
センスに自信がない。これは恥ずかしいことではなく、むしろ自覚している時点で強みです。センスに自信がない人の最適解は、無地でモノトーン、落ち着いた色のセットアップです。
私の場合はユニクロのセットアップに落ち着きました。理由は3つあります。
- 無地のモノトーンは、組み合わせで失敗しようがない
- サイズ展開が広く、「今の自分の体型」に合うものを選べる(ここが最重要です。若い頃のサイズ感で選ぶと一気に「無理してる人」になります)
- 消耗したら同じものに買い替えられる。清潔感は「新しさ」ではなく「くたびれていないこと」なので、これが効きます
派手な柄物や流行の形で若く見せようとするより、落ち着いた無地の方が、対面の場では明らかに好印象です。具体的な選び方は婚活服装はユニクロで十分という記事に書いたので、今日はそちらの確認だけでも十分です。
色に一歩踏み込むなら、ネイビー×白
「モノトーンだと地味すぎる気がする」という人に、私が個人的にいち推ししたいのが、ネイビーのセットアップに白の無地T、足元は白のスニーカーという組み合わせです。
モノトーンより少しだけ軽くなるのに、外す心配がほとんどない。ネイビーは日本人の肌になじんで顔色が明るく見えますし、そこに白を合わせると清潔感が一段上がります。スニーカーも黒より白の方が、抜け感が出て重たくなりません。難しいことを考えたくない人ほど、この配色は失敗が少ないです。
実際の着こなし例を見たいときは、WEAR(ウェア)で「メンズ セットアップ」「ネイビー コーデ」などと検索してみてください。全身のコーデ写真がたくさん出てくるので、サイズ感や靴の合わせ方まで一目で分かります。真似したい一枚を見つけてから買いに行くと、迷いが減ります。
髪:染めて若く見せるより、手入れされた黒髪
白髪が気になり始めると「染めて若く見せる」方向に行きたくなりますが、私の実感では、不自然に若い髪色より、手入れされた黒髪(または自然な白髪の処理)の方が信頼されます。髪で勝負が決まるのは色ではなく、フケがないこと、伸びっぱなしでないこと、寝癖がないことです。髪型と清潔感の記事と合わせてどうぞ。
眉と髭:「整える」で止める
眉毛は、形を作り込むのではなく整える程度で止めます。剃り込んで形を作ると、そこだけ若作りが顔を出します。やり方は40代の眉毛の記事に手順を書きました。
髭は、伸ばしてサマになる人は少数派です。基本は毎朝剃る。剃り負けや青みがどうしても気になる場合は、脱毛という選択肢もあります(肌に合うかは個人差があるので、検討する場合は医療機関やサロンで相談してください)。私はまず「毎朝きちんと剃る」を徹底するだけで十分変わりました。
時計:ブランド時計よりスマートウォッチという時代
意外に思われるかもしれませんが、ここが今日いちばん書きたかった話です。
ひと昔前は「いい時計=甲斐性」という空気がありました。今は違います。無理して買った高級時計より、Apple Watchのようなスマートウォッチの方が、清潔感と生活感のバランスで好印象というのが私の実感です。健康管理をしている人、生活が整っている人、という文脈で受け取られるからだと思います。
何より、身の丈に合わない時計は、本人がいちばん落ち着きません。落ち着かない小物は所作に出ます。
まとめ:背伸びは一番高くつく
- 服は無地モノトーンのセットアップ。今の体型に合うサイズで
- 髪は色で若返ろうとせず、手入れで清潔に
- 眉は整える程度、髭は剃るのが基本
- 時計は見栄より生活感。スマートウォッチで十分どころか、むしろ好印象
共通しているのは「背伸びをしない」です。若作りが痛く見える理由はこちらの記事に書きましたが、逆に、身の丈に合ったいいものを手入れして長く使っている人は、それだけで落ち着いて見えます。
全部を今週やる必要はありません。今日は、クローゼットの中で「無理して買ったもの」がどれか、眺めて確認するだけでも十分です。