デート前日の口臭・体臭対策、私が慌ててやった順番
土曜の夜、明日のデートを控えて、なぜか鏡の前で自分のにおいを確かめたことがある。手のひらに息を吐きかけて、シャツの襟元に鼻を近づけて。誰にも聞けないし、誰も教えてくれない。私も44歳の頃、まったく同じことをやっていた。
先に言っておくと、前日にできることは正直そこまで多くない。体臭も口臭も、一日で劇的に変わるものじゃないんですよね。でも「今からでも間に合う対策」と「当日の朝にやるべきこと」を分けて考えると、不安はだいぶ減る。私はこの順番でやって、実際に何とかなった。
口臭は「前日の食事」でだいたい決まる
一番効くのはここだと思う。にんにく、ニラ、アルコール、これは前日の夜は避けたほうがいい。翌朝まで残るのは知っての通りだけど、実は「胃の中から匂いが上がってくる」タイプの口臭は、寝ている間の分解にも時間がかかる。デート前夜にラーメンの餃子セット、というのは一番やってはいけないパターンだった。私は一度これをやって、翌日ずっとガムを噛んでいた記憶がある。
もう一つ見落としがちなのが「寝る前の水分」。口の中が乾くと就寝中に雑菌が増えて、朝の口臭が強くなる。歯磨きしてから寝るのは当たり前として、コップ一杯の水を飲んでおくだけでも違う。
当日の朝は、舌苔(ぜったい)のケアを忘れずに。歯は磨くのに舌は磨かない人、意外と多い。舌ブラシがなければ歯ブラシでそっと撫でるだけでも変わる。ここは強くこすると逆に傷つけて匂いの原因になるので、優しくが基本。
口の中のにおいは自分では気づきにくいので、マウスウォッシュや口臭ケア用品を一つ常備しておくと、当日の移動中や食事の後にも使えて安心материал…安心材料になる。
口臭ケア用品を見る体臭は「前日の入浴」より「当日の朝」が勝負
これは私も勘違いしていたんだけど、前日にどれだけ念入りに体を洗っても、寝ている間に汗はかくし皮脂も出る。だから「前日にがんばる」より「当日の朝にもう一度洗う」ほうが効果を感じやすい。特に首の後ろ、耳の後ろ、脇。この三カ所は加齢臭が出やすいと言われる場所で、洗い残しがあるとそこだけ匂いが強くなる。
石鹸やボディソープをゴシゴシ擦るより、泡でしっかり包んで流す方がいい。皮脂を取りすぎると、体が「足りない」と判断して逆に皮脂の分泌が増えることがあるらしい。これは知人の美容師から聞いた話だけど、洗顔でも同じことが起きるそうで、洗いすぎはむしろ逆効果になりうる。顔のケアについては別の記事にも書いたので、気になる人は読んでみてほしい。
脇の汗が気になる人は、制汗剤を前日の夜と当日の朝、二回に分けて使うと持ちがいいらしい。夜に塗っておくと汗腺に成分が働きかける時間ができるらしく、朝だけ塗るより安定するという話を聞いたことがある。断定はできないけど、私自身は夜も塗るようにしてから、日中の汗の匂いが気にならなくなった感覚がある。
ちなみに、体毛が多いとにおいがこもりやすいというのも実感としてある。脇やすね毛の処理を含めて、清潔感の土台として脱毛を選ぶ人も増えているそうだ。すぐにどうこうという話ではないけれど、選択肢の一つとして知っておいて損はないと思う。
メンズ脱毛の無料カウンセリングを見る服と靴のにおい、これが一番忘れられがち
体は洗ったのに服が匂う、というパターンが実は多い。特に冬場のコートやジャケットは毎回洗濯するものじゃないから、汗や皮脂のにおいが染み付いていることがある。デート前日は、着ていく服に一度鼻を近づけて確認したほうがいい。恥ずかしいけど、これをやるかやらないかで結果が変わる。
私は一度、お気に入りのジャケットの脇の部分がうっすら匂っていることに気づかず、それを着てデートに行ってしまったことがある。今思えば、相手は気づいていたと思う。以来、着る前に必ず匂いチェックをするようになった。
靴も同じで、むしろ靴のほうが匂いは強く出やすい。玄関で靴を脱いだ瞬間の匂い、これは自分では慣れてしまって気づきにくい。前日の夜に消臭スプレーをかけて、朝までしっかり乾かしておくだけでかなり違う。できれば当日は前日と違う靴を履くのが理想だけど、それが無理なら中敷きを変えるだけでも効果を感じやすい。
靴ケア用品を見る服装全体の見直しについては別の記事でも書いているので、そちらも参考にしてもらえたらと思う。
香水は「足す」より「消す」を優先したほうがいい
不安なときほど香水に頼りたくなる気持ち、よく分かる。でも正直、これは逆効果になりやすい。体臭や口臭が残った状態に香水を重ねると、匂いが混ざって余計に強くなることがある。相手の近くに寄ったときに「におう」と思われるパターンの多くは、実はこれだと思う。
香水を使うなら、体臭・口臭の対策をした上で「ごく少量」にとどめるのが無難。手首につけて数秒待ってから服に軽く触れさせる程度で十分。つけすぎたと思ったら、一度シャワーで流してやり直したほうがいい。私はこれで失敗した経験があるので、少なめを勧めたい。
当日、移動中にできる小さな対策
デート当日、待ち合わせの1〜2時間前くらいに口の中をリセットできるとかなり安心感が違う。ガムやタブレット、携帯用の歯ブラシを一本カバンに入れておくだけでいい。制汗シートも同じで、駅のトイレで首元と脇を軽く拭くだけで、汗ばんだ状態のまま会うのを避けられる。
こういう小物は高いものじゃないし、コンビニでも揃う。私は「これさえあれば大丈夫」というお守りみたいな感覚で持ち歩いていた。実際に使う機会は少なくても、持っているだけで気持ちが落ち着く。
見た目の印象については、においとは別の話になるけれど、髪型や眉、ムダ毛の処理を整えるだけで印象が変わるという話を、接客業で働く知人から聞いたことがある。垢抜けている男性の多くは、この三つを整えているだけで、服はそこまで高くないことが多いらしい。清潔感というのは結局、匂いと見た目の両方が揃って初めて伝わるものなんだと思う。
見た目の変化については、こちらの記事にも詳しく書いた。
前日にできることは、意外と少なくていい
正直に言うと、前日の夜にできることは「食事に気をつける」「服と靴を確認する」くらいで、あとは当日の朝の準備がほとんどを占める。完璧を目指さなくていいと思う。私自身、最初のデートでは緊張しすぎて、においのことばかり気にして会話がおろそかになった。結果的にそっちのほうが印象を悪くしていたと、後から気づいた。
不安なまま今夜を過ごすより、できることを一つずつ済ませて、あとは明日の朝の自分に任せる。それくらいの気持ちでちょうどいいんじゃないかと思う。今夜のうちに、着ていく服の匂いだけ確認しておく。それだけでも、明日の気持ちは少し軽くなるはずだ。